鼻中隔延長についての解説

鼻中隔延長の解剖

1.外鼻の解剖

  外鼻の皮膚と脂肪の下には右図のような軟骨があります。鼻翼軟骨は、鼻先の形を呈し、外側鼻軟骨は鼻骨と鼻翼軟骨の間の鼻の高さ・太さを形作るものです。この外側鼻軟骨と鼻骨の下、顔面の正中に鼻中隔軟骨が存在します。

 なおこの外側鼻軟骨の外側を削り取る(切り取る)と鼻骨部分と鼻尖部分の間は細くなります。鼻尖縮小の際、この部分が太い人も多いですから、鼻翼軟骨の縫合&切り取りと合わせ、外側鼻軟骨の外側も切り取るとスッキリします(鼻尖縮小範囲拡大手術)。

鼻中隔延長の解剖

2.鼻中隔軟骨とは

 鼻中隔とは鼻腔を左右に別けるの境のことです、前方の軟骨の板と、後方骨から出来ています。通常骨より軟骨の板の方が発育が盛んなので、鼻中隔軟骨は彎曲(わんきょく)しているものです。

 この鼻中隔軟骨が長く伸びていると、鼻は長く高くなっているものですが、日本人は短く高さもない人が多いので、短鼻、鞍鼻、鼻の穴の目立つ鼻となっている人が多いのです。

軟骨とは言え、支持性は高くグニャグニャしていません。

 

鼻中隔延長の解剖とXP

3.人体解剖とレントゲン

 写真中央の「6」が、鼻中隔軟骨です。その横の穴は鼻道です。このように鼻中隔軟骨は粘膜に覆われ、左右の鼻道を隔てています。その右のレントゲンでは、鼻の正中に縦にスジのようなものが見えますが、それが鼻中隔です。もっともレントゲンに移るのは鼻中隔の後ろの骨性部分(師骨垂直板・鋤骨)となります。